吉野家D&C(9861)など、牛肉輸入再開の可能性を受け急騰

2005年10月05日 12:07

牛丼イメージ内閣府の食品安全委員会は4日、米国産牛肉などの輸入再開問題について「米国産牛や内臓などは牛海綿状脳症(BSE)汚染の可能性は非常に低い」[このリンク先はすでにページが削除されています]との見解で一致、分析作業が終わり今年12月にも米国・カナダ産牛肉の輸入が再開される可能性が高まった。このことを受け、【吉野家D&C(9861)】をはじめとする牛丼チェーン店関連銘柄は軒並み急騰した。

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前場を終わった段階で吉野家D&Cはストップ高の20万1,000円の値をつけている。また、【ゼンショー(7550)】は前日比158円高の1,969円、【松屋フーズ(9887)】は同じく110円高の2,265円など、牛丼関連銘柄は花丸急上昇中。

実際には調査会の答申案がまとまった後に一般から意見公募をし、その上で政府が輸入再開を認めることになる。さらに委員会の公式見解も発表されていない。が、牛丼、もとい牛肉に対する期待は高く、今回の急騰につながったといえよう。

特に牛丼は今や日本人にとっては馴染み深い国民食ともいえ、熱望する声が高まっているのは事実。その一方、それだけ普及している「直接口にする食品」である以上、安全性に万全を尽くすべきであるのも間違いない。政治的判断だけで事を進めて、国民の生命を脅かすことがないように、慎重さが求められよう。

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