上場企業の9月中間は配当28%増、過去最高の1兆7,000億円

2005年10月17日 12:00

株式イメージ[このリンク先はすでにページが削除されています]が報じたところによれば、上場会社が株主に対して支払う2005年9月中間期の配当金の総額が、前年の同期を28%も上回る1.7兆円強にのぼることが明らかになった。中間配当をする企業が増えただけでなく、利益に対する配当金への割合(配当性向)も増加しているという。

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配当金の総額が上がっているのは、好業績なのはもちろん、配当金を割り増すことで株主重視であることを示し、敵対的な企業買収を防ぎ、安定的な株主であることを望む狙いもあるという。

昨今は株価が上昇しているおかげで配当利回り(配当額÷株価)も落ち気味な銘柄が多いが、それを補うかのように配当性向を増やしているところも増えてきている。株価が割安か否かを判断する材料の一つとして、配当利回りを基準にするのもよいかもしれない。

もちろんタコ配をしているところは排除する必要があるだろうが。

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