個人の株式信用取引、4月から9月までの半期で初めて40兆円超

2005年10月04日 20:54

株式イメージ[このリンク先はすでにページが削除されています]が報じたところによれば、日本国内の株式市場において信用取引を利用する個人投資家が急増。2005年4月から9月までの合計取引額は半期ベースで初めて40兆円を上回り、前半期に続き過去最高を記録したという。特に信用取引の口座開設が容易に出来る、ネット専用証券での取引の伸びが著しい。

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このデータは、【東京証券取引所】が発表しているデータを集計して得られたもので、上記記事によれば、4月から9月(9月は第3週まで)の個人信用取引額の売りと買いの合計は43兆3,408億円になったという(ちなみに現物は50兆9,264億円)。

直接資金を借り入れるよりも低利率で、手持ち以上の資金枠で運用出来る信用取引が普及してきたことは、市場そのものの活性化の一因にもなっているといえる。その一方、「現物は家まで、信用は命まで」という言葉にもある通り、十分以上の理解と自制心を持って取引を行わないと、信用取引の場合は取り返しのつかないことにもなりかねない(何しろ株式売買での損失では自己破産は出来ないのだから)。

信用取引はまさに「諸刃の剣」と理解した上で取扱うようにするべきだろう。

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