村上ファンド、阪神電鉄株保有比率39.77%に上昇

2005年10月11日 21:26

株式イメージ本日阪神電気鉄道(9043)】の首脳陣と対談し、阪神電鉄そのものの資産価値向上やプロ野球球団阪神タイガースの株式上場について話しあった村上世彰氏氏率いるM&Aコンサルティングの投資ファンド、通称『村上ファンド』。その村上ファンドが、阪神電鉄株をさらに買い増しして保有比率を39.77%に高めたことが、本日関東財務局に提出された変更報告書によって明らかになった。

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報告書によれば、10月3日現在村上ファンド側が保有している阪神電鉄株の株数は1億6,767万421株で、これは発行済み株式総数の39.77%に相当する。村上氏の発言にある「過半数の取得も目指す」という言葉が現実のものに一歩近づいたことになる(このあたり、かつての某IT企業と某放送局の駆け引きとにデジャブーを感じる人は少なくあるまい)。

彼の手法はその資金力に寄る所もあるだろうが、まさに現代の錬金術といったところか。
(追記:転換社債の取得金額について指摘があったため、該当部分の表記を削除しました)

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