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2011年09月13日
スマートフォンのセキュリティ、不安も需要もウイルス関連
2011年09月13日 06:33 | 解説・ニュース
マカフィーは2011年9月12日、スマートフォンユーザーにおけるセキュリティに関する意識・被害実態を明らかにした「スマートフォン利用におけるセキュリティ意識」を発表した。それによるとスマートフォンユーザーで構成される調査母体においては、半数以上の人がスマートフォン利用の際に、「ウイルスなどのマルウェア感染」への不安を感じていることが分かった。また、個人情報の流出・消失と共に、端末自身の物理的トラブルにも大きな心配を抱いている様子がうかがえる(【発表リリース】)。
今調査は2011年8月29日から30日にかけて、スマートフォンを所有する10~60代の男女にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は730人。男女比は1対1。
急速に浸透を深めつつあるスマートフォンだが、利用者が増えると共にセキュリティ上の問題がクローズアップされるようになってきた。そこでスマートフォン利用者の調査母体に、セキュリティ面での不安点を複数回答で聞いたところ、過半数の人が「ウィルスなどのマルウェア感染」を挙げた。

↑ スマートフォン利用時の、セキュリティ面での不安点(複数回答)
スマートフォンは高性能で機動力も高く、位置情報なども収録されている場合もあり、それらが悪用されるリスクに不安を覚える人が多いのも道理といえる(「個人情報の流出や消失」という、ダイレクトな不安点を挙げる人も4割を超えている)。同時に「機動力の高さ」ゆえの不安点として「端末の紛失」「端末の破損」「端末の盗難」など、ソーシャルハッキングにつながり得る物理的な問題にも強い関心を抱いているのが分かる。
先日、一部方面で問題視された位置情報自動追尾アプリのような「位置情報による自分の行動特定」は約2割。他の不安点と比べれば少数派ではあるが、今後そのリスクがイメージされやすい形で(例えば今件問題アプリの問題に関する報道が行われるなど)、リスクとして利用者に浸透していくことで、この値は多分に増加することが予想される。
では「スマートフォン使い」はどのようなセキュリティアプリを求めているのか。「ウィルスなどのマルウェア感染」を最大の不安点として挙げているのだから、それへの対策を求めるのが当然ではあるが、その値、つまり「ウィルスなどのマルウェア対策アプリ」を望んでいる人は2/3以上に達していた。

↑ スマートフォン向けのセキュリティアプリに求める機能(複数回答)
デスクトップやノートパソコン同様、スマートフォンにもウイルス対策が強く求められているのが改めて確認できる。それと共に上記にあるようにソフトレベルではなくハードレベルでのダメージにも備えるという観点から、データのバックアップ機能への需要も高いことが分かる(「データの復元」はウイルス・ハードレベルでのダメージ双方への備えともいえる)。またそれ以外では「迷惑SMS拒否」への需要がかなり高い値を示している。
【一般女性陣が思う「スマートフォン」の使い心地】などにもあるように、携帯電話同様にスマートフォンでも利用層の幅が拡大しつつある。同時に携帯電話とパソコンの機能を併せ持つスマートフォンでは、双方の長所だけでなく問題点も抱えることになる。ウィルス対策をはじめとする各種セキュリティ対策もその一つ。今後この問題は(スマートフォン自身の普及率と共に)確実に拡大していくため、各方面での先手を打つ意味での対処が求められよう。
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