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2011年07月26日
アメリカの35%はスマートフォン持ち、8%は「ネットアクセスのメイン機種」
2011年07月26日 04:47 | 解説・ニュース
アメリカの調査機関【Pew Reserch Center】は2011年7月11日、所有携帯情報端末や、その端末を利用したオンライン上でのサイト閲覧など傾向に関する調査報告を発表した。それによると調査母体においては、全体比で35%の人がiPhoneやAndroidなどのスマートフォンを保有していることが分かった。3割がそのスマートフォンを使って電子メールやインターネットを活用していると答えている(【発表リリース】)。
今調査は2011年4月26日から5月22日において、18歳以上の人に対して電話(固定電話と携帯電話)でRDD形式(Random Digit Dialing、乱数で創り出した番号に電話をかける方法)によって選択された対象に、英語とスペイン語で行われたもので、有効回答数は2277人。回答時に利用した電話は、固定電話は1522人、携帯電話は755人(うち346人は携帯電話のみの保有者)。さらに性別・年齢・教育経歴・人種・使用言語などの各種区分において、アメリカの国勢調査結果に基づいた調整が行われている。
今調査母体にiPhoneやAndroid、Blackberryなどのスマートフォンを保有しているか否かを聞いたところ、回答者全体比(携帯情報端末保有者比やインターネット利用者比では無い)で35%もの人が同意を示した。1/3以上がスマートフォン持ちという計算になる。

↑ スマートフォン保有・使用状況(全体比)
そして(全体の)3割の人は「スマートフォンで電子メールやインターネットへのアクセスを行っている」、約1/4は「日常的にネットへのアクセス手段としてスマートフォンを使っている」と答えている。
やや驚くべきは一番右の値で、「全体の」8%の人は、デスクトップパソコンでもノートパソコンでも通常の携帯電話でもなく、スマートフォンこそがインターネットへのアクセスの最多利用機器だと答えている点。1割近くの人はスマートフォンを「ネット世界へのメイン窓口」というネットライフを過ごしていることになる。
これを「(スマートフォンと一般携帯電話を合わせた)携帯端末保有者」に対する比率、そして「スマートフォン保有者」に対する比率で算出しなおしたのが次のグラフ。「スマートフォン保有者」に対し「スマートフォンを持っているか」と聞けば全員が「はい」と答えるはずなので、100%になっているのは当たり前のお話。

↑ スマートフォン保有・使用状況
携帯情報端末保有者の4割強がすでに(普通の携帯電話の併用も合わせ)スマートフォンを所有している。また、スマートフォン保有者のみで考えた場合、その1/4が「スマートフォンがネット利用の最多端末」だと答えている。やもすると携帯電話なりスマートフォンの利用は副次的なもので、パソコンがインターネット利用のメインとする考えに陥りがちだが、実はかなりの率でモバイルメイン化が進んでいることになる。
もっともこれには「パソコンに接続するブロードバンド環境が整備されておらず、パソコンでのネットアクセスが快適で無いため」という特殊事情もあるようだ。元記事では「携帯情報端末をネットアクセスの主要窓口として使う人のおよそ1/3が、家庭内でのブロードバンド環境を有していない」と答えている。これは【いざという時に思い返す、「しっかりとした足元」の大切さ】で触れた、「ブロードバンド環境の整備がしにくい国、地域では、携帯電話などの無線を活用してインターネットを普及させる・普及が促進される」という動きに近いものといえよう。
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