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2011年04月09日
携帯電話のCMと信頼性の関係
2011年04月09日 06:44 | 解説・ニュース
マイボイスコムは2011年2月25日、携帯電話会社のイメージに関するアンケート調査結果を発表した。それによると調査母体においては、テレビCMの印象がもっとも良いと思われている携帯電話会社は「ソフトバンクモバイル」であることが分かった。一方で、純粋に「信頼できる会社」としては「NTTドコモ」がトップについている。調査年毎の移り変わりを見ると、テレビCMの印象と信頼性の間にはある程度の相関関係があるものの、大きな影響は与えていないように見える(【発表リリース】)。
今調査は2011年2月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3276人。男女比は49対51、年齢階層比は10代1%・20代10%・30代29%・40代32%・50代以上28%。
携帯電話会社のテレビCMといえば、ソフトバンクモバイルによる一連の「お父さん」シリーズ(「白戸家の人々」)が有名。さまざまなグッズも登場し、キャラクタイメージ戦略としては成功を納めていると断じても良い。実際、「白戸家の人々」シリーズが始まった2007年6月より後の調査では、同社への「CMの印象がもっとも良い」とする回答が数倍に跳ね上がる結果を見せている。

↑ もっとも「CMの印象が良い」と思う携帯電話会社はどこか
「白戸家の人々」効果は継続しており、直近でも過半数の人は「ソフトバンクモバイルのCMが一番好印象」と答えているほどだ。
しかしながら「CM好感度」と「その企業への信頼度」とは、幾分の相関関係があるものの、その影響は最小限に留まっている模様。次のグラフは「もっとも信頼できる携帯電話会社」を挙げてもらったものだが、CMの好感度同様に2007年6月を境にソフトバンクモバイルが漸減から漸増に転じているのが確認できる。「白戸家の人々」効果が生じているようにも見える。

↑ もっとも「信頼できる」と思う携帯電話会社はどこか
今調査では「なぜ信頼できるのか」まで尋ねていないので因果関係までは立証できないものの、CM印象度と企業そのものへの信頼度にはある程度の相関関係があることが確認できる(同じ時期に他の方面でも、信頼度アップの施策を打ち出している可能性もある)。
とはいえ、信頼度の相対的増加は微々たるもの。そしてNTTドコモの過半数維持傾向に変わりは無く、auの分をソフトバンクモバイルが浸食しているという図式を見せている。心底からの「信頼度ナンバーワン」を狙いたいのなら、テレビCMの積極展開だけでなく、他の手も打つ必要がありそうだ。
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