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2011年02月19日
アプリ上の広告、iPhoneとAndroid両ユーザーの抵抗感の違い
2011年02月19日 04:45 | 解説・ニュース
medibaは2011年2月3日、ビデオリサーチインタラクティブとの共同調査として行った、スマートフォンの利用実態や広告意識に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、アプリ内の広告に対して、Androidユーザーの方がiPhoneユーザーと比べて多少ながらも「気にならない」人の割合が多いことが分かった。また両端末ユーザーとも、無料アプリよりも有料アプリ上の広告の方が受容性がやや低い傾向があるものの、5ポイント内外の差に留まっていることも確認されている(【発表リリース】)。
今調査は2010年10月29日から11月5日にかけて、スマートフォン利用のインターネット経由形式で男女15~59歳に対してオープンアンケート調査形式で行われたもので、有効回答数は998人。端末比はiPhone301人、Android697人。
スマートフォン向けに提供されるアプリ(アプリケーション)では、無料の場合はその多くが、有料でも一部において広告が挿入されている。この広告の広告料をアプリ代金に代える次第である(アプリを広告露出用のメディアと考えても良い)。それではこれら無料・有料アプリ上の広告について、今調査母体のユーザーはどのような感触を抱いているのだろうか。今調査では広告が表示されても気にならない人にスポットライトをあてて、統計が取られている。
まずは「無料アプリ」上の広告表示について。「まったく」「あまり」を合わせてiPhoneでは約5割、Androidでは約6割の人が「気にならない」(受容している)と回答している。

↑ 無料アプリ上の広告表示について
ややAndroidの方が受容性が強いのは、本体の利用者性向そのものにおいてiPhoneはAndroidよりも世間一般への浸透率が高いからと思われる。デジタル系への接触頻度が高いユーザー(いわゆるギーク層)が多いAndroidでは、広告表示の理由を熟知し、そのものに慣れているわけだ。
有料アプリ上の広告でもこの傾向は変わらない。

↑ 有料アプリ上の広告表示について
直下でグラフを再構築するが、無料アプリよりもやや低くなるものの、「Android>>iPhone」という受容性の関係に違いは無い。
この2つのグラフを端末種類別に仕切り直し、有料と無料の差異について見やすくしたのが次のグラフ。

↑ アプリ上の広告表示について
iPhone・Android共に無料・有料間には5ポイント程の差異があるものの、広告の展開に対する受容性には大きな違いが無い。それと共に無料と有料の差異は「全く気にならない」層で生じているのも興味深い動向といえる。
もちろん「気にならない」が、そのまま「表示広告」が有意性を持つことにはつながらない。表示された内容を認識して気に留めたり、クリックして広告のリンク先に移行するには、言い換えれば広告が意味あるものとして成果を発揮するには、他にも多種多様な要素が絡んでくるからだ。しかし一方で「うざったい」「邪魔」として嫌悪され、見る・見ない以前の段階で興味の対象から除外されるのと比べれば、有意となる可能性は何倍にも達すると考えて良いだろう。
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