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2011年02月11日
講談社「モーニング・ツー」、iPadとスマートフォン向けに全作品収録のスマートフォン版配信開始
2011年02月11日 04:43 | 解説・ニュース
講談社は2011年1月21日、同社が発刊しているモーニングスーパー増刊「モーニング・ツー」について、本格的な電子配信を始めると発表した。具体的にはAndroid端末・iPhone&iPad版として、「モーニング・ツー」の全作品を収録した「モーニング・ツー スマートフォン版」の配信を開始する。価格190円(【発表リリース】)。

↑ モーニング・ツー スマートフォン版
電子書籍化されるのは同年1月22日発売の「モーニング・ツー」42号が第一号。以降新刊と同時刊行される予定。価格は190円で、紙媒体における本誌が390円なことを考えると200円の割引となる。購入方法は、例えばiPhoneやiPadなどならApp Store内のリーダー【Voyager Books】アプリ(無料)をダウンロードした後に、オンラインショップ上から「モーニング・ツー」で検索することで該当号を見つけることになる。
「モーニング・ツー」は【ついに全ページ無料デジタル立ち読み可能! 「モーニング・ツー」が前号を無料公開】でも解説したが、2008年10月に発売中の最新号の「1号前」の内容をインターネット上で無料公開する試みを実施。また、2009年にデジタルブックストアの【理想書店】において、コミック誌を電子書籍化して試験販売を行うなど、デジタル化への積極姿勢が見受けられる。今回の「スマートフォン版」配信も同様で、講談社の定期発刊漫画誌としては積極的な動きといえる(あるいは実証実験の場的な扱いなのかもしれないが)。
定期発刊漫画誌の利用スタイルは単行本のように本棚に収納して何度となく読み返すことは滅多になく、移動過程で読み終えておしまい(廃棄)、あるいは自宅に持ち帰っても数号分のみ保存し、それ以降はやはり古新聞などと共に捨てるパターンがほとんどのはず。そのような使い方を思い返せば、電子書籍化は相性の良い話かと思われる。
拡大縮小が出来るにしてもiPhoneなどのスマートフォンではやや読みにくい面もあるが、iPadなどのタブレット機ならほぼ紙媒体の原紙と同じサイズでの購読が可能となる。そしてもちろん先の「無料デジタル立ち読み」のきっかけとなった「書店やコンビニでの入手が困難、売り切れて買えない」という事例も無い。
スマートフォンやiPadユーザーと「モーニング・ツー」の読者(候補生)との相性がどれほど良いのかはまだ未知数だが、非常に興味深い試みといえよう。今件がビジネス的に軌道に乗るようなら、他の定期発刊雑誌でも同様の配信が行われるようになるかもしれない。
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