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2010年12月04日
ケータイの位置情報サービス、抵抗感のある人は4割近く
2010年12月04日 04:39 | 解説・ニュース
マイボイスコムは2010年11月25日、携帯電話の位置情報サービスに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、携帯電話の位置情報サービスやアプリケーション(アプリ)の利用に際し、自分の位置情報が取得されることに抵抗感を覚える人は4割近くに達していることが分かった。特にソーシャルメディアやチャットなど、コミュニティ機能をメインとするサービスにおける抵抗感が強い。地図や天気予報、周辺店舗情報など、不特定の第三者に位置情報を示さないタイプのサービスでは、抵抗感が比較的低めの結果となっている(【発表リリース】)。
今調査は2010年11月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は11862人。男女比は45対55、年齢階層比は10代1%・20代12%・30代31%・40代32%・50歳以上24%。
携帯電話の現在位置をGPSで取得し、そのデータを元にさまざまな情報を提供していく「位置情報サービス」。「身近な情報」を提供するものとして、有益なサービスが続々登場している。しかし同時に「現在位置を暴露する」ことによる不安を覚える利用者もいる。
その不安感から「自分の位置情報が取得されることに抵抗感を覚えるサービス」について、該当するものを選択肢から複数回答で選んでもらったところ、特に抵抗感は無いとした人は61.7%に留まっていた。逆に考えれば、無回答の0.8%も考慮すると37.5%の人は何らかのサービスにおいて、位置情報の利用に抵抗を感じていることになる。

↑ 携帯電話などモバイル端末のGPS機能を使ったサービスを利用するとした場合、自分の位置情報が取得されることに抵抗感のあるものは
冒頭でも触れているが、抵抗感を覚えるものは上から「ソーシャルメディアでの位置情報共有サービス」「チャット」「位置ゲーム」など、取得だけでなく不特定の第三者に対して「自分の位置情報」というプライベートデータを提示するものが並んでいる。もちろんピンポイントの情報開示ではないが、対話の中で既存の位置情報を元にさらに絞り込みをかけられるリスクを考えれば、躊躇するのは理解できる。一方で単純に周辺情報を返してくれるだけのサービス、例えば天気予報や路線情報の場合には、大きな不安感は無い。
元資料によると「位置サービス利用経験者の方が、未経験者よりも抵抗感の値が強い(抵抗を覚える人の割合が多い)」との結果が出ている。具体的に利用することで「位置情報の露出リスク」を実感した、ということだろうか。今件が同サービスの利用を妨げるハードルとなっているのなら、いかに利用者の抵抗感・不安感を払しょくするかが、今後のサービス提供側の課題の一つになるに違いない。
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