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2009年07月16日
ケータイ・パソコンどっちが多い? 日本のSNS会員数と閲覧数をグラフ化してみる
2009年07月16日 15:59 | 解説・ニュース
総務省情報通信政策研究所は2009年7月13日、「ブログ・SNSの経済効果に関する調査研究」の結果を公表した。それによると2008年度におけるブログ市場規模は約160億円で、関連市場も含めると約1961億円に達していることが分かった。一方、2008年度のSNS市場規模は約499億円、こちらも関連市場を含めると約568億円になると推計している。今資料では2009年1月末時点の(日本の)SNS会員数・PV(ページビュー数)の集計(推計)データも記載されているが、興味深い数字が出ていたので、ここで改めてグラフ化してみることにする(【発表リリース、PDF】)。
今調査で対象となったSNSは民間企業が営利目的で運営するものに限定(公共機関や個人、サークル運営のものは除く)し、パソコン向けサービスがメインの事業者のものをPC(パソコン)、携帯向けSNSサービスがメインの事業者を「携帯」として便宜上区分している。また、会員数は公表値、PVからの推計、Alexa Internetからの概算値などを用いている。
SNSの会員数とPV数の関係は次の通り。ちなみに、会員数は全体で7134万4000人、PV数は439億1000万ページビューという値が出ている。

2009年1月末現在の日本におけるSNS会員数・閲覧数のパソコン・携帯電話経由比率
パソコンの方が会員数が多いにもかかわらず、ページビュー数は携帯電話の方が上。単純に考えれば、携帯電話経由のSNS利用者の方が一人頭のページビュー数が多い≒アクティブと見ることができる。
しかし【「最近mixiに自社広告が多くない?!」と思って色々と調べてみた】や【「mixiの広告減少!?」をもう少し考えてみる】でも触れているが、携帯電話の画面は当然ながらパソコンの画面よりも小さく、同じデータを表示するにしても何分割にも分けた上で展開されることが多々ある。さらに複数のウィンドウを同時に表示して見比べることも事実上不可能なため、「戻る」ボタンを駆使したり何度も同じところにアクセスして内容を確認しなければならないため、どうしてもページビューの数は増えてしまう。
単純に「携帯のSNSユーザーの方がパソコンユーザーよりもアクティブだから」というよりはむしろ、「携帯電話の特性で、パソコンと携帯電話における、会員とページビュー数の逆転現象が起きている」と見た方がよいだろう。
ともあれ、同じSNSでもパソコンと携帯電話とでは、閲覧の仕方がまったく異なる。その実情を垣間見ることが出来るデータといえよう。
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