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2009年06月28日
SNS、若者から中堅層に浸透中。流行の中心に居る10代はパソコンからケータイへ!?
2009年06月28日 09:36 | 解説・ニュース
メディア環境研究所は2009年6月23日、毎年2月に実施している「メディア定点調査」の最新版「メディア定点調査・09」の抜粋編を発表した。それによると、パソコンを経由したSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の利用について、20代以降はほとんどの年齢階層で利用率が去年よりも上昇する傾向にあることが明らかになった。一方で10代は男女とも減少しているが、これは携帯電話からのアクセスに切り替わったのが原因だと思われる(【発表ページ】)。
今調査は郵送調査方式で行われ、2009年2月6日に発送、2月19日投函を締め切りとしたもの。東京・大阪・高知の三地区を対象にRDD(Random Digit Dialing)方式で選ばれた15~69歳の男女に対し調査票が計2204通送付され、1919通が回収された。デジタル手段ではなく、郵送方式で調査が行われたこと、調査実施期日が今年の2月であることから、比較的片寄りの無い、昨今の状況を表したデータといえる。なお、特記無き限りデータは基本的に東京地区のものである。
インターネット回線を通じたいわば「デジタル井戸端会議」的なSNSだが、特定人物にのみ公開可能という考え方を別にすれば、基本的なシステムは「プロフィール」「日記」「掲示板」から構成されているに過ぎない。インターネットの他のコンテンツの利用経験があれば、誰にも気軽に利用することができる。海外ではMy SpaceやFacebook、日本では【ミクシィ(2121)】が運営する【mixi】が有名で、日々規模を拡大しつつある。
そのSNSについて、パソコン経由の経験率は、年代の経過と共に確実に増加を見せつつある。

パソコンからのSNS経験(時系列・性別)
例えば男性30代は2006年から2009年の3年経過の中で3倍近く、40代にいたっては5倍近くの利用率増加を見せている。女性にしても20代で2倍、30代では4倍近く。まさに「猛烈な勢い」と表現しても良い。
その一方、SNS文化の中心ともいえる10代においては、男女とも、特に女性で利用率の減少が確認できる。これだけを見ると「SNSの中心層ではピークが過ぎたのか」と思えるかもしれない。しかし今調査結果はあくまでも「パソコンからの」であり、「携帯電話からのアクセス」は考慮されていない。
【「ケータイSNS」の傾向を強めるmixi】や【「最近mixiに自社広告が多くない?!」と思って色々と調べてみた】にもあるように、SNSの利用はパソコンから携帯電話へとそのメインメディアが移行しつつある。mixiでは以前は「ページビュー数推移」のグラフをパソコン経由をベースにしていたのに、いつの間にか携帯電話ベースに入れ替えてしまっているほど。今発表資料では「携帯電話経由のSNS利用率」の調査結果は公開されていないが、恐らくは今データの「パソコン経由のSNS利用率低下」分以上の人が、携帯電話経由に移っているものと思われる。
今後どれだけの人たちがパソコン経由で、そして携帯電話経由でSNSを利用して行くことになるのだろうか。年齢階層別の携帯電話利用・普及率とあわせ、その変化率が気になるところだ。
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