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2009年05月18日
「自分のケータイ、フィルタリングサービス付いてる?」小中学生は2割強が「はい」と回答
2009年05月18日 15:58 | 解説・ニュース
日本PTA全国協議会は2009年5月13日、「子どもとメディアに関する意識調査・調査結果報告書」を発表した。それによると、携帯電話のフィルタリングサービスについて、小中学生自身が「使われている」と理解している割合は2割強に過ぎないことが明らかになった。一方で保護者は6割近くが「導入している」と答えており、気になる差異が見られる結果となっている(【発表リリース、PDF】)。
今調査は2008年11月10日から24日、小学5年生と同保護者・中学2年生と同保護者それぞれ2400人・計9600人に対して行われたもので、有効回答率は子どもが81.1%・保護者が75.2%。調査方法は調査票配布・回収方式で、本人が調査票を封印した上で回収されている。
子どもが携帯電話を通じて有害なコンテンツなどにアクセスしないようブロックする機能を果たす「フィルタリングサービス」。【親は9割賛成、子どもは……携帯フィルタリングサービスのジェネレーションギャップ】にもあるように保護者側は肯定的だが、実際に規制を受ける子どもからは賛否両論の意見が確認できる。
それでは今調査では、そのフィルタリングサービスについてどの程度導入されているという結果が出ているのだろうか。保護者は57.1%が導入している(させている)、中学2年生は23.3%・小学5年生は28.4%が「機能がついている」と認識しているとの回答が出ている。

携帯電話のフィルタリングサービス導入について
「保護者は6割近く導入させているのに、子どもは2割強しか認識していない? 誤差にしては差が大きすぎないか?」と思う人も多いだろう。実際、「子どもとメディアに関する意識調査・調査結果報告書」自身でも「この『差』が気になる」という表現で疑問符を投げかけている。中には「保護者が作動させたフィルタリングサービスを、子どもがこっそり解除しているのでは?」と邪推する人もいるかもしれない。
しかし小中学生の「その他」の項目では、具体的には「(フィルタリングサービスがついているかどうか)分からない」がほとんどで、中学2年生は45.1%・小学5年生では54.6%にも達している。むしろ親子間の差異は、「子どもが『フィルタリングサービスそのものをよく理解していない(ので付いているかどうか分からない)』か、『元々フィルタリングサービスに抵触するようなサイトにアクセスしないので、付いているかどうか分からない』」ことによるものと思われる。
言い換えれば、単純に引き算をして4割ほどの「フィルタリングサービスが導入されているのに、付いているかどうか分からない子どもにとっては、知らず知らずのうちにフィルタリングサービスが使われている」と考えるのが自然だろう。
少なくとも報告書にあるような心配をする必要はなさそうだ。
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