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2009年04月27日
使ってるつもりが気がつきゃ「使われる」・携帯電話に縛られる毎日
2009年04月27日 07:02 | 解説・ニュース
ネプロジャパンは2009年4月24日、携帯電話に関する調査結果を発表した。それによると、携帯電話をよく使っている調査母体において、携帯電話の悪影響について選択肢の中から選んでもらったところ、もっとも多い回答数を得たのは「携帯電話に縛られるようになった」で2割近くの人が同意を示していた。一方で4割近くが「特に悪影響はない」と答えており、ヘビーユーザーでも(自己認識においては)多くの人が「悪い影響は無い」と考えていることが分かる(【発表リリース、PDF】)。
今調査は2009年4月4日、携帯サイト「ザ★懸賞」上のアンケートで行われたもので有効回答数は4678人。男女比は46対54、年齢階層比は19歳以下2%・20代28%・30代42%・40歳以上28%。携帯電話の懸賞サイトでの調査という性質上、ある程度以上携帯電話に慣れ親しんでいる、いわば「ケータイ・コアユーザー」を対象としており、携帯電話絡みの設問では世間一般より多少なりとも携帯電話寄りになっていることを考慮した上でデータを見る必要がある。
任意の場所での情報入手・発信が可能なことをはじめ、さまざまな便益をもたらしてくれる携帯電話。しかしながら良いことばかりではなく、マイナス要因も数多く存在する。携帯電話のコア・ユーザーが「携帯電話の利用によって悪影響が及んでいる」と考えていることを、一つだけ選択肢から挙げてもらったところ、具体的事例の中で一番多い回答は「携帯電話に縛られるようになった」で18.0%だった。

携帯電話による悪影響について、もっとも実感したことは
【「メールの返事がこないと不安」子どもの携帯依存傾向】や【携帯電話「持ってないとチョー不安」が4割、まったく不安でないのはわずか2.8%】にもあるように、携帯電話の便利さに慣れ親しんでしまい、半ば「携帯依存症候群」のような状況になる人が少なからず出ていることが他の調査でも明らかにされている。自分が意図してか、そうせざるを得なくなったかは別にしても、携帯電話に日常生活をコントロールされてしまうような気分になる人が多いのは理解できる。
次いでの答えは「画面の見すぎで視力が落ちた」。最近の携帯電話は画面も大きくなったものの、電車やバスなどの動いている環境下での閲覧が多く、就寝前の寝床で使う人も少なくないため、目に良くない状況なのは否定できない。視力低下はケータイだけを利用としたものではないだろうが、原因の大きな要素になるのも仕方あるまい。
ケータイは道具であり、
仕える相手では無い
以下「人と会って話す機会が減った」「思考力が低下した」など、指摘されればなるほどという選択肢が続くが、その一方で「特に悪影響は無い」とする回答も4割近くを占めているのが見て取れる。一見すると素晴らしいようにも見えるが、あくまでも自己分析でしかないので、「本当に悪影響が無い」「本人は悪影響がないと考えているだけで、客観的に見れば他のいずれかの選択肢に該当するような悪影響が生じている」可能性は十分にある。
いずれにせよ、携帯電話はどんなに便利になっても、道具であることに違いはない。道具は使いこなしてこそのものであり、人間側が「使役されてしまう」、言い換えれば「振り回されてしまう」のでは元も子もない。生活が縛られているかも、と感じることがあったら、もう一度手元のケータイを見つめ直してみるのも良いだろう。
■関連記事:
【「メールの返事がこないと不安」子どもの携帯依存傾向】
【携帯電話「持ってないとチョー不安」が4割、まったく不安でないのはわずか2.8%】
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