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2009年04月06日
5年で5倍・年間3300億円に!アメリカでも携帯電話向け広告大躍進との予測
2009年04月06日 07:26 | 解説・ニュース
日本における携帯電話の普及とそれに伴う各種市場の拡大(例えば着うた・着メロなど)はすでに多くの人が知っているところだが、【携帯電話でのWeb利用率、アメリカは19%・ヨーロッパでは29%】や【アメリカで伸びる「テレビを観る時間」……レコーダーの普及、不景気と選挙が原因か】にもあるように、アメリカでも携帯電話をはじめとしたモバイル市場が急速に拡大しつつある。それに伴い、消費者と広告主双方がモバイル市場に注目し、モバイル広告が「ようやく・いよいよ」拡大傾向を見せ始めたと【emarketer】では伝えている。その予想によると、2008年には6.48億ドル(648億円)だった市場が加速度的に拡大し、2013年には33.3億ドル(3330億円)に達するというのだ。

emarkterによる、アメリカでのモバイル広告市場の予想。「$」の後の金額は100万ドル。為替レートを1ドル=100円で計算すれば、ちょうどそのまま「億円」で見ることが出来る。()内の%数は前年比の伸び率。
emarkterによるとこの急速な伸びのきっかけとなったのは、2007年におけるアップル社のiPhoneの展開をはじめとする第三世代携帯電話の普及。通信速度の向上やWi-Fiなどの環境の整備でインターネットへのアクセスが容易となり、多くの人が利用する機会を得られたため、市場が拡大。広告主も注目を集めるようになった。
今後モバイル広告市場が躍進を果たすため、次の3つの要素が重要視されるであろうともemarkterでは伝えている。すなわち
・携帯電話そのものの質の向上……単に機能をごちゃごちゃとつけるのではなく、「消費者にとって必要な」機能を提供するという観点での「質」の向上。iPhoneのシンプルさは「単に機能をてんこ盛りすれば良いのではない」ことを実証した。
・ネットワーク環境の整備向上……オンライン上で素晴らしいな経験を利用者に提供させるためには、ネットワーク環境を今まで以上に整備する必要がある。
・充実したコンテンツ……携帯電話本体ではなく、ネット上のサービスの充実性。インターネット上で提供されているサービスをどこまでモバイル端末でアクセスできるようになるのか。
の3点である。
特に「携帯電話そのものの質の向上」の点は、先に【「価格か、機能か、それが問題だ」携帯電話買い替えで重視するのは……!?】や【「こんなものいらない!」携帯電話で無くても良い機能・サービスのトップは!?】でも触れているように、日本のモバイルユーザーの多くも考えていると思われる点であり、非常に興味深いものがある。
【ネット広告費が5年後には2倍以上の7558億円に・電通総研予想】などにもあるように、日本でもモバイル周りの広告市場は大きな伸びを見せると予想されている。市場規模そのものはまたまだ小さいが、日米ともに今後大きく飛躍することは間違いなさそうだ。
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