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2009年02月28日
8割の 親が抱える ケータイの 心配事は 「携帯依存」
2009年02月28日 15:53 | 解説・ニュース
情報サイト「ブロッチ」などを展開するアイシェアは2009年2月27日、学校への携帯電話の持込に関する調査の結果を発表した。それによると、調査母体において「未成年が学校に携帯電話を持っていくことによって起きうる問題」としてもっとも懸念される事柄は「携帯電話への依存」で、全体では8割近くの人が心配していることが明らかになった。その他多数の事項で多くの人が「問題が起きるのでは」と心配しており、携帯電話は保護者にとっては悩みのタネでもあることが、あらためて確認できる結果となっている(【発表リリース】)。
今調査は2009年2月4日から2月9日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員に対して行われたもので、有効回答数は484人。男女比は51.0対49.0で、年齢階層比は20代11.4%、30代49.2%、40代30.6%、50代7.2、その他1.7%。
【子どもに与える携帯電話、そのメリットとデメリット、そして保護者の思惑】にもあるように、大阪府では府内の公立小中学校で携帯電話の持込を原則禁止とする方針を明らかにしている。大阪府以外でも政府や関連団体など、さまざまなレベルで教育機関、特に小中学校において携帯電話の持込を規制すべきか否かについての論議が行われているのはご承知の通り。
それでは具体的に、未成年の学生が学校に携帯電話を持ち込むことで、どのような問題が起きうると考えられているのだろうか。調査母体内においては「携帯電話への依存」という声がもっとも多く、全体では8割近く、女性に限ると8割以上もの人が心配をしていることが明らかにされた。

未成年の子どもが学校に携帯電話を持っていくことで、どのような問題が起こることが怖いと思いますか
全体的な得票の状況を見て分かるのは、ほとんどすべての項目(「学力の低下」以外)において、男性よりも女性の方が懸念する声が大きいこと。子どもと接する時間が長い母親の方が、子どもの携帯電話保有に対する心配の度合いも大きい、ということなのだろう。
また、「親の目の届かないところでの使用」「ネットを通じて知らない人と知り合う」など、子どもが親(=自分)の管理外で何か行動することに対して、女性は男性より強い懸念を感じている傾向があることが分かる。いつも身近に、目の届く場所にとどめておきたい子どもが、手の届かない、リスクの高い場所に行くことへの心配がこの数字となって現れているものと思われる。
他方、今回は詳細な表は略するが、「未成年の子どもに携帯電話を与えること」については男性では26.7%・女性が17.3%が「与えてはいけない」と回答している(ちなみに「理由があれば持たせて良い」は男性57.5%、女性67.5%と逆転している)。つまり男性は個別の懸念材料については女性よりは鈍感であるものの、より上のレベル「持たせるか・持たせないか」という域になると反対意見が大きいことになる。
父親よりも母親の方が色々な意味で
深い認識と理解を示している。
男性は子どもの携帯電話について「総論ではやや否定的だが、各論部分までは女性ほど把握していない」。女性は逆に「各論について男性よりも具体的に把握しているからこそ、確固の問題への反発が大きいが、総論では『条件次第では』持たせても良いと考えている」と考えていることになる。
少なくとも「子どもの携帯電話所有」問題においては、男性よりも女性の方が、色々な意味で深い理解を示しているようだ。
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