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2010年03月17日
Wii本体と『ドラクエ』『マリオ』特需がはっきりと・家計でのテレビゲームへの支出動向をグラフ化してみる
2010年03月17日 07:18
| ニュース
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先日から【お財布に優しい「もやし」はやっぱり売れてます……もやしの購入度合いをグラフ化してみる】などで2009年の【家計調査速報】のデータを精査している。ここには報告の大まかな流れをつかみ取るための解説として「概況」も掲載されている。家計調査を通じて消費者や社会全般の動きをかいま見れる、非常に役立つ内容といえる。今回はその中から、読者の方々にはもっと興味のある項目かもしれない「テレビゲーム」(据え置き型・携帯型含む、パソコンや携帯電話によるものは含まず)の動向にスポットライトを当てることにする。
テレビゲームの販売動向は、いわゆる「ビックタイトル」の登場や、本体の新発売・価格引き下げなどに大きく左右される。大きくの人に支持されるタイトルが続々発売されれば前年同期比でグンと売り上げはアップするし、今一つな品ぞろえだと逆にへこむ場合も少なくない。
そのテレビゲームについて、2007年以降の四半期ごとの前年同期比動向を示したのが次のグラフ。

↑ テレビゲームの四半期別支出金額・前年同期比増減率推移(二人以上の世帯)
全般的に2007年後半、つまり金融(工学)危機による景気後退時期に入ってから、ゲームソフトの売れ行きそのものも軟調に推移しているという状況がひと目で分かる。その一方、2007年第1四半期からしばらくと、2009年第3・第4四半期には活性化が確認できるが、これはそれぞれ
●2007年第1四半期……任天堂のWii本体とその周辺ソフトの販売
●2009年第3・第4四半期……【Wii Sports Resort】【ドラゴンクエストIX 星空の守り人】【ニュー・スーパーマリオブラザーズWii】の3タイトルの躍進と、ゲーム機本体価格の値下げ
が大きなプラス要因となっている。もっとも「前年同期比」の話なので、前年同期がそれだけ落ち込み方が大きかったのも一因といえる。
昨今のゲームソフトの売れ行きを見る限りでは、特定少タイトルが大きく売れて、あとは鳴かず飛ばずという「二分化」が進んでいるように見える。原因は1つでは無く、可処分所得の減少、「ゲーム」を遊ぶ場の増加による分散(無料ゲームの浸透や携帯電話の普及)、ゲームそのものの質の問題(もちろんすべてが、ではない)など、複数要因がそれぞれ少なからず関わっている。
今回のデータ範囲にある2007年以降では大きな売上増が確認できる2007年前半は、ゲーム機本体の主要機切り替えによる特需ともいえる。次に新ハードが登場した際、同じような特需が期待できるのか。案外微妙な状況かもしれない。
これらの書籍が参考になります
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