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2010年03月26日
有料のオンラインゲームをプレイする人は5.5%
2010年03月26日 12:25
| ニュース
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マイボイスコムは2010年2月22日、オンラインゲームに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、現在オンラインゲームで遊んでいる人は16.1%に過ぎないことが分かった。またその遊んでいる人たちにおいても、何らかの対価を支払ってプレイしている人は3割強に過ぎず、65.8%は無料ゲームのみで遊んでいた。二つの結果を掛け合わせると、調査母体全体に対して有料のオンラインゲームをプレイしている人は5.5%という結果が出る。パソコンだけでなく携帯ゲーム機や携帯電話でもオンラインゲームは普及を見せつつあるが、無料プレイという利用スタイルが浸透しており、課金制の普及は難しいようにも見える(【発表リリース】)。
今調査は2010年2月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3769人。男女比は46対54で、年齢階層比は10代1%・20代14%・30代35%・40代30%・50歳以上20%。
すでに用意されているデータだけで完結するのではなく、何らかの形でリアルタイムで通信にてデータをやりとりし、そのデータを反映させて楽しむゲームのことを「オンラインゲーム」と呼ぶ。例えば携帯電話で他のプレイヤーと対戦するオセロゲームや、プレイステーションポータブルでは断トツの人気を誇る【モンスターハンター3(トライ)】などの『モンスターハンター』が良い例。
さてそれでは、パソコン・携帯ゲーム機・携帯電話などの利用機種はともあれ、オンラインゲームをプレイしているか否かについて尋ねたところ、現在プレイしている人は16.1%に留まっているという結果が出た。プレイ経験者まで含めても4割足らず。6割強は「遊んだことがない」と回答している。

↑ あなたはオンラインゲームで遊ぶことがありますか?
オンラインでないゲームと違い、オンラインゲームの場合は(パソコンの場合は特に)通信環境がそろっていることが前提となる。携帯電話などなら余計な設定はほとんどいらないが、通信料金のハードルも高い。定額制が普及しつつあるとはいえ、携帯電話利用者すべてが利用しているわけではないからだ(【携帯電話のパケット定額制普及率の推移をグラフ化してみる】)。
さらに、オンラインゲームで遊んでいる人に対し、ゲームの使用料金・アイテム課金などを含めた、オンラインゲームで使う金額について聞いてみたところ、「無料ゲームしか遊ばないので支払いは無い(インフラとしての通信料金は別扱い)」とする意見が65.8%にも達していた。課金を支払ってまでオンラインゲームをする人は、オンラインゲームプレイヤーの中でも1/3程度でしかない。

↑ あなたが月にオンラインゲームに費やす金額はいくらですか?(プレイ料金課金やアイテム課金など含む)(遊んでいる人限定)
先のグラフと掛け合わせると、「調査母体全体のうち、有料のオンラインゲームをプレイしている人は5.5%」(34.0%×16.1%=5.47%)という計算になる。
シンプルですぐにルールが把握でき、数分単位でカタがつく、いわゆる「カジュアルゲーム」がオンラインゲームの領域でも浸透しつつある。一方で先に挙げた【モンスターハンター3(トライ)】や、【ガンホー(3765)、『ラグナロクオンライン』で有料アイテムの導入を今冬から開始】などでも触れた『ラグナロクオンライン』のようにある程度込み入ったシステムを創り、不特定少数・多数でのコミュニケーションの場を提供しようというオンラインゲームも数多く存在する。
直接お金を徴収できる点では、企業側は後者の方を選びがちだが、現状の市場状況ではほぼ飽和状態に等しい。しかし「カジュアルゲーム」で利益を挙げるには、よほど上手い仕組みを創らない限り、「数を揃えてアクセスを集める」ことが不可欠であるため、大手で無いと運営しにくいという難点がある。
ゲーム業界としてはオンラインゲームの分野では「無料提供のゲームにおける収益モデルの構築」「オンラインゲーム未体験者・過去の経験者に遊んでもらうための工夫」「お金を支払ってもいいナ、と思わせるための良質コンテンツの創造と提供」「支払いの面倒くささによるハードルの低減」などが求められている。
なにしろ【若者層の新聞離れのトップは「お金がかかるから」、その意見に潜むものは……】にもあるように、オンラインゲームのプレイヤーの中心層となる若年層は、常に情報過多・多忙状態。優しく手招きしなければ、すぐにそっぽを向いて、別の娯楽に足を向けてしまうのだから。
これらの書籍が参考になります
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