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2008年05月14日

コーエー、株式交換方式でコーエーネットを完全子会社化

2008年05月14日 05:56 | ニュース はてなアンテナに追加はてなブックマークBlogPeople Tags に登録

【コーエー(9654)】は5月13日、株式交換方式で【コーエーネット(2697)】を完全子会社化すると発表した。コーエーネットは7月28日付けで上場廃止となる。交換比率は1対90(コーエーネット普通株式1株に対しコーエー普通株式90株の割り当て)(【発表リリース、PDF】)。

コーエーネットはコーエーの卸売り子会社で、コーエーの製品を中心にゲームソフトを事業としている。また、ネットゲームの運用も実施している。コーエーは今回の完全子会社化の理由として、eコマース分野が今後大きく成長が望める分野であると認識した上で、

競争力向上のため、また中期経営計画達成のため、コーエーネットはeコマース事業の格段の強化が必要と認識し、コーエーネットの資産である人的・営業基盤とコーエーの資産であるコンテンツやシステムインフラ等が最大限にシナジーを発揮する環境を整え、コーエーと一体となりこれまで以上に迅速な意思決定と柔軟かつ効率的な経営施策の実行を図ることが、コーエーネットの企業価値最大化の実現においても最善であるとの判断

したことを挙げている。

現時点でもコーエーネットはコーエーが85.36%の株式を持つ、コーエーの連結子会社。コーエーとしては別々の会社としてそれぞれ上場し独自性を確保することのメリットより、完全子会社化して「スピーディーでコントロールの利きやすい、自社の一部門のような立ち位置」にコーエーネットを置いた方が今後何かと組しやすいと判断したのだろう。

先日の【スクウェア・エニックス、持株会社体制へ移行】のように会社を分割して持ち株会社体制に移行するところもあれば、今回のように完全子会社化するところもある。ゲーム業界においても、その時の各企業それぞれの状態や業界そのものの流れを見すえ、ベストな体制を目指すべく試行錯誤を繰り返しているようだ。

事実上一体化したコーエーとコーエーネットがいかなるシナジー効果を生み出すのか。それは今後のコーエーの動向を見てみないことには分からない。注意深く見守りたいところだ。

これらの書籍が参考になります

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