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2007年10月01日
『ウルティマ』の生みの父、リチャード・ギャリオット氏が国際宇宙ステーションの宇宙飛行士に決定
2007年10月01日 05:21
| ニュース
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【ワシントン・ビジネスジャナール誌】などが報じたところによると、アメリカの民間宇宙旅行会社の【スペースアドベンチャーズ社(Space Adventures)】は9月28日、同社としては初の国際宇宙ステーション(ISS)へのミッションの初の搭乗者として、オリジンを設立し『ウルティマ オンライン』をはじめとする『ウルティマ』シリーズの生みの親で自らを「ロード・ブリティッシュ」としてゲーム内にも登場させ、現在ではNCSoftの役員を務めると共にバイオ企業ExtremoZyme Inc.の共同創設者でもあり、10月発売予定の新作ゲーム『Tabula Rasa』がアメリカ・ヨーロッパで発売予定(【詳細はこちらを参照】)のリチャード・ギャリオット氏を選んだことを明らかにした(【発表リリース】)。
スペースアドベンチャーズ社では来年2008年10月から、ISSにおいて民間企業として、科学・環境及び教育に関するミッションを実施するとしている。ただし現在においては具体的なミッション内容は明らかにされていない(まだ仕事を「受注」していないからなのかもしれない)。また一部報道では、ロシアのソユーズ宇宙船でISSに向かうことや、リチャード氏が2000万ドル(24億円)を旅費として支払ったと報じている。
リチャード・ギャリオット氏はリリースの中で
「私は自分の宇宙飛行の目的が科学のためにあると確信している。ISSでの私の滞在時間のかなりの部分を科学や工学、教育ミッションに注ぐのが私の目指すところだ。それらのミッションは、地球上のさまざまな極限状態の場所における研究同様に、宇宙空間でも行なう必要性があるからだ。宇宙でのミッションは、技術の進歩には大胆で刺激的なものが必要であることを改めて認識させる機会になるだろう」
(“I am dedicating my spaceflight to science,” said Mr. Garriott. “It is my goal to devote a significant amount of my time aboard the space station to science, engineering and educational projects. I understand the necessity for conducting research in extreme environments whether it is collecting microorganisms from deep sea hydrothermal vents to carrying out experiments in the continuous micro-gravity of Earth orbit.” He continued, “We need to be adventurous in mind and stimulate our intellects to answer today’s most daunting scientific questions and to invent tomorrow’s technological marvels.”)
と述べている。
ちなみにリチャード・ギャリオット氏の父親オーエン・ギャリオット氏(Owen Garriott)はアメリカ航空宇宙局NASAの元宇宙飛行士(Skylab II/SL-3, STS-9/Spacelab-1)。宇宙飛行士の血が騒ぐ、というわけではないが、リチャード氏が宇宙に関心を持つのも至極当然だったのかもしれない。なおリチャード氏の宇宙飛行士決定についてオーエン氏は「自分が宇宙飛行士だったこともあり、息子のリチャードが宇宙探索に興味を持つのはごく自然のこと。非常に嬉しいことであるし、誇りにも思う。彼はきっとさまざまな研究を成し遂げるでしょう(Because of my career, it was almost natural for Richard to be interested in space and exploration. I am so pleased that he is able to embrace this himself and that he is dedicating his flight to research. I am very proud of him.)」と語っている。案の定、アメリカでは「ゲームクリエイターの宇宙飛行士」というより、「初の2世宇宙飛行士の誕生」という報道の方が多い。
ゲーム製作者として一味もふた味も違ったセンスを活かしさまざまな作品を世に送り出したリチャード・ギャリオット氏。そのセンスは宇宙飛行士という父親の経歴にも一因があったに違いない。そして今後本人も宇宙に旅立つことで、さらにそのセンスは磨かれるのかもしれない。仮に宇宙飛行士としてのミッションを終えた後、さらにゲーム制作に携わることがあるとすれば、その作品がどのようなものになるのか。「世界初の宇宙飛行経験者によるゲーム」の登場が楽しみだ。
これらの書籍が参考になります
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