« 「あたまがよくなるミルクチョコ」も!? ミルクチョコで記憶力アップとの研究結果 | メイン | AED(自動体外式除細動器)の配備率、自治体の間で大きな格差 »
2006年06月07日
店頭販売食品にも「アレルギー情報の提供」が必要との指摘
投稿者 不破雷蔵 : 2006年06月07日 15:00 | カテゴリー [医療関係ニュース ]
【NIKKEI NeT】によるとファストフードなどの外食店の店頭で調理・販売される食品の約3割に、アレルギー患者が食品名から推測しにくい「想定外」のアレルギー物質が含まれていることが、東京大学の今村知明助教授らの調査で明らかになった。このうち3分の1はアレルギー物質の使用表示すらなかったという。今村助教授は「アレルギー表示の義務がない店頭販売の食品にも情報提供が必要」と指摘している。
調査は2004年から2005年、ファストフード店やコンビニエンスストアなど20社を対象に実施。販売しているハンバーガーや中華まんじゅうなど23種類81点の食品を実際に購入し、食物アレルギーの原因となる鶏卵、牛乳、小麦、そば、落花生の5品目が含まれているかを検査した。パンが小麦を含むように、明らかに原因物質の使用が想定されるケースは検査の対象外としているという。
当方(不破)の実体験の限りでは、少なくとも【マクドナルド(2702)】や【モスバーガー(8153)】、【オリジン弁当(7579)】などでは販売している食品のアレルギー表示について、それぞれの公式サイトで情報を公開している。また、各商品にもアレルギーに反応しうるアレルギー物質が含まれているかどうかの表記が行われているところも多い。とはいえ、アレルギーとして反応する物質は多種多彩に渡り、その一方でそれらの情報をすべて掲示するのは事実上不可能。
たとえばハンバーガー店などで店頭メニュー上に詳細なアレルギー物質の有無の掲載を行うと、店頭メニューがアレルギー物質の有無だけでいっぱいいっぱいになってしまいかねない。企業によっては公式サイトに掲載しているアレルギー物質の一覧をファイル化し、店の中にいつでも閲覧出来る形で配しているところもある。
とはいえ、反応しうる物質が今後ますます増えるだろうことは間違いなく、いたちごっこも予想される。ここは一つ、アレルギー表記について外食産業界で共通したフォーマットを作ってQRコードなりバーコードなりICチップに盛り込み、店頭で購入する・選択する際にお客が独自に判断できるような「仕組み」を作って対処するしかないのかもしれない。
これらの書籍などが参考になります
同一カテゴリーの最新5記事
- 増える精神科・減る産婦人科や小児科…医療施設の数などをグラフ化してみる(2010年版)
- 健康意識は高いけど…日本と諸外国における高齢者の医療サービス利用状況をグラフ化してみる(高齢社会白書(2011年版))
- 続く咳(せき)、失われる体力…一週間以上継続する咳の経験者は5割強
- 子供達の虫歯の状況推移をグラフ化してみる(2011年度版)
- 子供達の虫歯の現状をグラフ化してみる(2011年度版)
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:



