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凸版印刷(7911)など、ウェブ上の立ち読みサイト「デジ×マガ」オープン

立ち読みイメージ【凸版印刷(7911)】などは4月27日、同社とNTTコミュニケーションズが共同でウェブ上から雑誌を立ち読みできる雑誌情報サイトデジ×マガを4月23日からオープンしていると発表した(【発表リリース】)。NTTコミュが運営するOCN上でのサービスとなる。

「デジ×マガ」では一般ユーザーは無料で諸般雑誌の情報をチェックするだけでなく、その一部についてデジタル立ち読みとして閲覧することができる。

「デジ×マガ」トップページ。主要雑誌の最新号などがずらりと並べられている。各号の一部ページは実際に「デジタル立ち読み」が可能(スクリーンショットが撮れない仕組みになっているので具体的な写真はナシ)
「デジ×マガ」トップページ。主要雑誌の最新号などがずらりと並べられている。各号の一部ページは実際に「デジタル立ち読み」が可能(スクリーンショットが撮れない仕組みになっているので具体的な写真はナシ)

今サイトの意義や概要についてリリースでは次のように定義している。

・立ち読みで雑誌の興味をうながし、書店やネットで買ってもらえるようにする。
・雑誌の宣伝の場として使ってもらう。
・掲載料を出版社から徴収して運営にあてる。
・紹介ページや関連コンテンツ、商品販売窓口へのリンクも「出版社が」自由に設定できるようにする。
・読者開拓や新ビジネスを誘導する雑誌のポータルサイトを目指す。

立ち読みは専用のビューワーが立ち上がり、そのウィンドウの中で行える。読み込みは比較的速い。クリック一つで二段階に拡大縮小ができるが、最初に全データを読み込むのではなく、そのたびに読み込みの処理をするから高速性を維持できるのだろう。ぱらっ、という効果音と共にページがめくれていくのは心地よい。

立ち読みページ部分では出版社の公式サイトやアマゾンジャパンなど購入窓口へのリンクが設定されている。立ち読みをして気になったら、そのリンクをたどって購入してください、という案内だ。

「立ち読みしたい」という動機付けが行われた上で購入窓口へ誘導すれば「実際の購入率」は高くなるかもしれないが、サイト上での一覧やデータ表示ページで購入アクションが起こせない、つまり「立ち読みしないと購入もできなければ雑誌の公式サイトにもいけない」という仕組みは、賛否が分かれるところだろう。「リンクを出版社が自由に設定できるように」と説明がリリースにあるので、仕様として「立ち読みページにすべて集約」とされているのだとすれば、今後検討課題の一つとなるかもしれない。

今後、タグをつけたり記事本文を対象にした検索機能の導入など新たなシステムを取り入れ、「出版社と共に」収益構造の確立を目指すと凸版印刷側では主張している。一誌あたり月額7万円という掲載費用が高いか安いかは、今後の機能の充実の度合やどれだけの数の読者を誘導し、出版社から「有益だ」と思われるかにかかっているといえるだろう。


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